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ウイスキー蒸留所装い新た 北陸唯一、富山で改修式典

 富山県砺波市の若鶴酒造は12日、北陸唯一のウイスキー蒸留所「三郎丸蒸留所」で改修記念式典を開いた。製造工程を見学できる通路などを設けた観光施設に改装、13日にオープンする。

 蒸留所は半世紀以上前に建てられ、雨漏りなど老朽化が激しく、昨年12月に改修に着手した。見学路のほか、同社のウイスキー造りの歴史を紹介する展示や、香りのサンプルを体感できるコーナーも設けた。

 若鶴酒造の稲垣晴彦最高経営責任者(CEO)は「造り手にもお客さんにも喜んでもらい、地域社会の役に立つような、どこにもないウイスキーを造っていきたい」と決意を語った。

 改修費用は約1億円で、このうち3800万円はインターネット上で資金を募る「クラウドファンディング」で集めた。

 改修に出資した東京都の料理店経営野村祐介さん(35)は「会社側の熱意が伝わってきて、出資して良かったと思った。これからのウイスキー造りが楽しみ」と笑顔で話した。

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