記事詳細

商品を世界中から探す「成城石井」、自分たちで作る「セブン-イレブン」の進撃 (1/2ページ)

 ニュースサイト「まぐまぐニュース」は11日、「親会社のローソンも嫉妬する高級スーパー・成城石井の快進撃」と題する店舗経営コンサルタント・佐藤昌司氏の記事を掲載した。

 それによると、スーパーマーケットの市場が伸び悩む中、成城石井はバイヤーが世界中で良い商品を探して直接買い付けることで差別化をはかり、好調な業績を維持しているという。今後、出店が頭打ちになっても、ローソンとのコラボで相乗効果を出せば、さらなる成長が期待できるとしている。

 成城石井で特に人気があるのは、ワインやチーズだろう。普通のスーパーより若干高いが、紀伊国屋や明治屋よりは低価格だ。バイヤーが高品質でリーズナブルなワインを見つけ出し、直接買い付けることで実現できたものだ。考えてみれば当たり前のことだが、まだ代理店に頼って納入させる従来のやり方を続けているところも多い。

 成城石井は2014年10月、ローソンが完全子会社化した。私が学長を務めるビジネス・ブレークスルー大学の講義で成城石井を取り上げたとき、ローソンの店舗内に「成城石井コーナー」を作れば、けっこうイケるのではないかと評したことがある。

 しかし、ローソンはまだ成城石井をうまく取り込んでいない。せいぜい成城石井のワインを店舗で販売しているぐらいのものだ。

 一方、セブン-イレブンは、自社で企画開発したプライベートブランド(PB)の商品を充実させている。成城石井は世界中で探し、セブン-イレブンは自分たちで作っている。そのどちらもできていないのがローソンだ。その意味で、ローソンは成城石井をもう少しうまく使える余地があるのではないかと思う。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう