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【新車毒味】モリタク先生がエグザイルに? トヨタ・カムリ、激烈イメチェンの中身 

★トヨタ・カムリ 

 ひさびさに度肝を抜かれる大型イメチェンが敢行された。それは新型トヨタ・カムリ。そもそも37年前の1980年に生まれたベタなファミリーセダンで、いままでは親父スーツを着こなした経済評論家、森永卓郎先生のような地味デザインだったが今回はいきなり、すわエグザイルか?! と思えるほどに全面ワイルド&モダン化。

 全長4・9m弱、全幅1・8m強のセクシーフォルムにもビックリさせられるが、なにより独特デカ口マスクが衝撃的。カローラなどで採用中のトヨタが「キーンルック」と称する顔つきではあるが、左右釣り上がったライトといい、歯茎むき出しのようなパンパー開口部といい圧巻。これがあのカムリか、という過激さを持つ。

 中身も他にない勢いで一新され、プラットフォームはプリウスに続く新世代のTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)-K。骨格をイチから作り直して見違えるような低重心&高剛性ボディーとなり、パワートレインにも最高熱効率41%の新作2・5リッターエンジンを核とする新世代ハイブリッドを採用。

 モード燃費は1・6トン弱のミッドサイズセダンとしては驚異の33・4km/Lを記録、実燃費も高速で20km/Lを超える。走り味も今までにないしっとり感と静かさとキレの良さだ。

 名前は確かにカムリのままで、日本ではいまいち売れないミッドサイズセダンのイメージ。しかし、実は事実上の全く新しいセクシー上質ハイブリッドカーでもある。全く新しく捉え直したほうがいいのかもしれない。(自動車ジャーナリスト・小沢コージ)

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