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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「迷」》株価沸騰の陰で崩れ落ちる日本企業ブランド (1/2ページ)

 衆院選で与党が圧勝したことで、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」の継続も国民の信任を得た。「与党優勢」が報じられるようになってから、東京株式市場では、日本株に買い注文が殺到し、日経平均株価は24日までに史上初の16連騰を成し遂げた。株価を押し上げているのは、日本企業の業績拡大への期待だ。

 この選挙結果を踏まえ、アベノミクスを牽引してきた日銀は経済と物価の安定のため、じっくりと大規模金融緩和を続けられる環境が整った。これに対し、米連邦準備制度理事会(FRB)は着々と利上げを進める方向だ。日米の金利差が拡大することで、当面は今ぐらいの心地よい為替水準が続き、日本企業の業績も安定的に推移するとの見方が強まっている。

 もちろん、一部メディアがことさら強調するように、株価上昇には、日銀が金融緩和の一環で株価に連動する上場投資信託(ETF)の買い入れを行っていることも関係している。ただ、今の株式市場を動かしている要因として最も大きいのはこうした金融環境の中で膨らむ日本企業への成長期待が大きい。

 株式市場は連日、これほど明るい話題であふれているのにもかかわらず、産業界に目を転じると、各業界を代表する超一流企業の不祥事が後を絶たないことが気がかりだ。東芝の不適切会計処理、神戸製鋼所の性能データ改竄(かいざん)、日産自動車による完成車の不正検査…。いずれも日本企業が伝統的に大切にしてきたはずの品質監理やコンプライアンス(法令遵守)を軽視していたことが露呈した事例といえる。

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