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【介護離職に備えよ】トラブル急増、介護事業者は「淘汰の時代」 老人ホーム倒産→入居一時金が返ってこないケースも (1/2ページ)

 介護事業者や老人ホーム事業者の倒産が現在増えているという。私の知るかぎりでも、すでに淘汰の時代に入ったことを感じている事業者は多い。

 読者世代の方々が介護離職への備えをしなければならないことは言うまでもないが、具体的なアクションはしないまま(アクションの仕方が分からないという人も多いのだが)、親に何か起こってから老人ホームなどを探すというケースも多い。

 だが、前述のように老人ホームが淘汰の時代に入り、倒産が増えていることを考えると、慌ててホームを探して入居契約することは避けたい。「いったん入ったら出にくい」という老人ホームの特性を視野に入れて行動すべきである。

 例えば、有料老人ホームは入居前に入居一時金を払うのが一般的であり、その額は数百万円から数千万円と高額になる。最近は入居一時金がゼロというところもあるが、まだ入居一時金を徴収するところが多い。そして、入居した老人ホームが倒産した場合、この入居一時金が返ってこないケースもあることは知っておくべきだろう。

 入居一時金は500万円を上限に保全することが法的に義務付けられているが、守れない事業者もいて、トラブルが急増している。入居一時金が戻らないまま、出ていくはめになったという人がすでに多くいるのだ。

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