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【オトナの社会科見学】目を見張る装飾タイルの美しさ「名古屋モザイク工業 横浜ショールーム」

 「名古屋モザイク工業 横浜ショールーム」は、タイルの本場、岐阜県多治見市に本社がある今年創業80年のタイル会社、名古屋モザイク工業の施設だ。

 馬車道の駅を降りて徒歩2分の場所にある。みなとみらいのビル群を遠くに望む路面に接し、中が見渡せるガラス張り。「ブティックかな?」と思いのぞくと、装飾タイルの展示と分かった。かつて金融機関支店のあった場所だそうで、時代の変遷をうかがわせる。

 目を見張るのは色とりどりの装飾タイル68種の壁面展示。扇形、ひし形、ランタン形など、洗面やキッチンなどの水回りに施工できるさまざまな形状がそろう。

 日本のタイルは、6世紀の仏教伝来時に寺院の装飾用として輸入されたのが始まりだという。キッチンパネルの普及などで需要が縮小したが、ここ10年ほど、新築の住まいに個性を反映したい富裕層の求めなどで再び注目を集めている。

 最近ではシニア層のアパート経営者が訪ねてきたそうだ。「若者向けにアパートのリノベーションを検討しているようで、洗面壁をタイルでおしゃれにするだけで違いが出せそうだと喜んでいただけました」とスタッフは語る。(矢吹博志)

 ■「名古屋モザイク工業 横浜ショールーム」 神奈川県横浜市中区弁天通6の85宇徳ビルディング1階、(電)045・228・9373)10~17時 休館日は土曜(第2、第4、第5)、日曜日・祝日

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