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【トップ直撃】“愛”ある保険を作る アイアル少額短期保険・安藤克行社長「大手さんよりコストも安く機動力発揮」 (1/3ページ)

★アイアル少額短期保険・安藤克行社長(51)

 「保険を作る会社です」。会社の内容についてこう言い切った。生命保険、損害保険に続く第3の保険業として、時代とともに変化するリスクやニーズに合わせたオリジナルの保険をいくつも世に送り出している。社名にもなっている「愛のある」保険とは、果たしてどんなものなのか。(中田達也)

 --どのような事業展開を

 「特定の企業や団体さんから相談を受けて、保険を作ることを経営のコンセプトにしています」

 --介護度改善応援保険『明日へのちから』という商品が注目されていますね

 「要支援1から要介護5の方が加入でき、リハビリなどで介護度が改善された場合、2万5000円のプランで年間5000円、10万円のプランで年間2万円のお祝い金が出ます」

 --商品の狙いは

 「高齢化が進んで要介護状態の人も増え、社会保障費が増えるという問題があります。保険を活用したインセンティブ(誘因)効果により、要介護者がリハビリやアクティビティーに積極的に取り組んでいただけるような商品をSOMPOケアグループと共同で研究しました。病気など、悪いことが起きたからお支払いするのではなく、介護度が改善すればお祝い金が出るという逆転の発想が一番のコンセプトです」

 --賃貸住宅オーナーや管理会社向けの孤独死保険『無縁社会のお守り』もあります

 「2010年に不動産関係者の方から、孤独死や自殺の保険を作れないかと言われました。リサーチをすると家主さんが非常に困っていたので、原状回復の費用と、将来家賃を保証する保険を11年8月から売り出しました。約2万2000個室の契約をいただいており、主力商品の1つになりつつあります」

 --無縁社会は深刻な問題といわれています

 「高齢者が増えているのに加え、単身世帯も増えているので、賃貸住宅が終(つい)のすみかになる可能性も高まっています。高齢者だから家を貸さないというのではなく、リスクヘッジが大事だと思います」

 --大手保険会社も追随していますね

 「われわれの商品が評価をいただいたと考えています。保険は広くいろいろな会社が扱って初めて国民生活の安定に寄与するものだといえます。大手さんはブランドもあるので、営業面では全て良かったというわけではありませんが、孤独死のリスクを認識する人が増えたというメリットも大きいですね」

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