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【天野秀夫 中小型厳選株】「エボラブルアジア」底値買いの好機 業績増額、仮想通貨、民泊など材料そろった (1/2ページ)

 日経平均は先週まで8週間連続高となって、2万3000円近辺まで値を戻してきました。米国金利の上昇、米中貿易摩擦、朝鮮半島・中東の地政学リスクといった懸念材料に対して、堅調な企業業績と為替の円安傾向が相場を底上げしてきました。

 ただ、目先的には一段の上値買い材料に乏しく、一服ムードが広がってもおかしくありません。こうしたなか、物色は業績面での裏付けを持つ個別株人気に傾斜していきそうです。

 オンライン旅行事業を中心に訪日旅行事業、ITオフショア開発事業を展開する「エボラブルアジア」(6191)に注目できます。

 2016年3月に東証マザーズに新規上場し、昨年3月には東証1部に市場変更を果たした短期出世銘柄です。しかし、時価総額は390億円強でしかない小型株です。

 そのエボラブルアジアは4月14日に同業のDeNAトラベルの子会社化(5月末付)を発表しました。発表リリースでエボラブルアジアは、「国内航空券では国内最大手のオンライン旅行会社で18年9月期の連結取扱高は700億円を見込む」。一方、DeNAトラベルは「海外旅行分野では国内最大手のオンライン旅行会社で、18年3月期の連結取扱高は約700億円」とあります。

 シナジー効果は十分で、DeNAトラベルの直近期の営業利益は3億5400万円実績です。エボラブルアジアは「精査中」としてまだ業績修正を発表していませんが、黒字企業の買収なので上方修正が期待できます。

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