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【榊淳司 マンション業界の秘密】「売り」で失敗しない仲介業者の見分け方 「囲い込み」は売り手の大きな損失 (1/2ページ)

 最近、マンションの売却についての相談が多くなった。価格が上昇しているので、「今が売り時」と考える方が多くなったのだと思う。

 実際、売るべきマンションがあるのなら今のうちに売ってしまうべきだ。この先、東京や大阪の都心以外ではマンション価格が上がる材料がほとんど見いだせない。

 ■「買う」より難しい

 ただ、売ると言ってもさほど簡単ではない。まず、そのマンションが「確かに自分のものである」という書類を準備しなければならない。マンションを購入したときに、不動産屋が重厚なファイルにして渡してくれる書類一式である。あれをなくすとちょっと厄介なことになる。大事に取っておけば問題ない。

 次に仲介業者を選ばなければいけない。実はこれが一番重要。マンションのメールボックスには「このマンションを購入したい方がいます」ということを書いたチラシがよく投函(とうかん)されているはずだ。

 ネットには「あなたのマンションの現在価値が分かる」といったサイトがたくさんある。あるいは「一括査定」などが簡単にできてしまうサイトも多い。そういうところを利用すべきだろうか。

 実のところ、不動産屋に電話番号を知られてしまうと、しつこく営業される。悪質な業者は、電話番号を他社に流したりもする。

 仲介業者は何よりも専任契約をほしがる。専任契約とは、そのマンションの売却仲介を一社専任で任せてもらえる契約だ。これを取ってしまえば、売買契約が成立したときに最低限売主側からの手数料を確保できる。

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