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【一生働く!】「プチ勤務」選んだシニアの実像 服の専門家としてのスキルをフルに発揮 (1/2ページ)

★ほどよく働く(2)

 個人の条件に合わせ、無理なくできる仕事を選ぶシニアが増えている。リクルートジョブズは勤務時間や日数などを自分の都合に合わせる柔軟な働き方を「プチ勤務」と呼んでいる。プチ勤務を選んだ人の実像を取材した。

 ■条件をのんでくれた会社

 東京都足立区の篠木滝子さん(64)は、10代から洋服関係の仕事に従事。師匠について腕を磨き、その後独立して百貨店のフォーマルウエアの仕立てを受けるなど順調にキャリアを積んでいった。

 だが独立して5年ほどたった頃、結婚して家庭に入ることに。以来、3人の子育てに追われる日々が続いたが、下の子が5歳を迎えた頃、「どうしても、じっとしていられなくて」短時間でも働ける仕事を探し始めた。

 ちょうどそんな頃、ドライクリーニングのチェーン店「喜久屋」(東京都足立区、中畠信一CEO)が近くに開業し、パートを募集しているのを知った。

 「面接して『午前中のみ、週3日でもいいですか』と言ってその日は帰ったのですが、翌日『ぜひお願いしたい』との返事がきました。ダメかと思っていただけに、条件に対応してくれたことがありがたく、即決しました」と篠木さんは振り返る。

 現在は本社の修理部に所属し、6人体制で各チェーン店から集まるリフォーム希望の服の修理にあたっている。仕立てから修理まで、服の専門家としての経験から得たスキルをフルに発揮している。

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