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【一生働く!】「創業のきっかけは祖母の認知症」 日本介護福祉グループ代表取締役・舛水努氏 (1/2ページ)

★商助編・日本介護福祉グループ(2)

 デイサービスのパイオニアである「日本介護福祉グループ」(東京都台東区)を紹介している。今回は同社の代表者に介護への思いなどを聞いた。

 ■介護の仕事は寄り添うこと

 「(創業は)祖母の認知症がきっかけです。環境が変化するたびに症状が悪化する祖母を見て、自分も何かできないかと思い、介護の仕事を選びました」

 日本介護福祉グループの代表取締役である舛水努氏(44)は創業の動機をこう語る。

 認知症の人や高齢者は、場所や暮らしなどの生活環境変化が最大のストレスとなり、不安や混乱が生じやすいという。こうした要因で不眠や興奮、うつ症状などが起きることをリロケーションダメージといい、このダメージを最小限に抑えることが重要となる。

 同社が運営する小規模デイサービス(通所介護)の「茶話本舗」は全国に349の事業所を展開している。主に空き家だった民家等を活用した地域密着型で、リロケーションダメージを極力防止。四角い箱物の介護施設ではなく、自宅環境に近い家庭的な雰囲気の中で生活リハビリを行うことに重点を置いている。

 同社の経営陣は全員が現場経験者だ。現場を熟知しているからこそ、利用者とその家族に寄り添ったケアの提供が可能になると舛水氏は言う。

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