記事詳細

【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「世界」》世界で活躍するために、膿を出し切る株主総会 (1/2ページ)

 「日本を代表する、世界で戦う会社の信頼が根底から崩れた」

 6月下旬は3月に決算を迎える企業の株主総会が相次いで開かれているが、昨年、不祥事で揺れた神戸製鋼所の定時株主総会は、山口貢社長ら経営陣が深々と頭を下げることから始まった。昨年相次いで発覚したデータ改竄問題は、東京地検などが強制捜査に乗り出す事態となっており、総会では株主からは質問、批判が集中した。

 「末端社員に責任を押しつけるな。不正を行う職場環境を作ったのは会社だ」

 平成29年10月にアルミニウム・銅のデータ改竄問題を公表した神戸製鋼。鉄粉などほかの事業でも改竄が発覚し、問題製品の出荷先は600社以上にのぼっており、株主からは企業体質をただす指摘が相次いだ。

 米司法省による調査や海外の集団訴訟による経営上のリスクに関しても、懸念が広がっていて、株主が「影響はどれぐらいか」と問い詰める場面も。

 山口社長は再発防止策として、従来の縦割りの事業部制で生まれた組織の閉鎖性を改善させるため、人事交流の活発化させることを強調しながら企業風土改革のために「経営陣が現場に行き、現場との意思疎通を深める」と語った。