記事詳細

【一生働く!】定年後の仕事選びに「社会貢献」 金銭以上に“社会とのつながり”を志向 (1/2ページ)

★生きがい連動

 定年後の仕事の選び方は人によってさまざまだが、最近増えているのが「社会貢献」の仕事だ。ただ、一言で「社会貢献」といっても幅はかなり広い。整理してみよう。

 ■高齢になるほど欲する「社会貢献」

 リクルートジョブズが「シニアが希望する働き方」について調査したところ、「(A)社会に貢献できる仕事をする」「(B)自分の興味のある仕事をする」の2つの考え方のどちらを優先するか、で興味深い結果が出た。

 調査は60-74歳を対象としたもので、今のシニアの実感にきわめて近いものと思われる。年代別にみると、「ややAの考え方に近い」と答えた人は男性の70-74歳が最も高く(52・4%)、「ややBの考えに近い」(34%)を大きく引き離している。

 「定年後就業者」「リタイア(した人)」「現役」の各グループに分けて集計した結果でも大きな変化はなく、総じて半数強がAの働き方を支持した。なかでもリタイア組にAの支持が最も多く(57・9%)、「再び働くなら社会貢献になる仕事がいい」と考えていることがうかがえた。しかも、社会貢献=自分の興味と考えている人がどちらにも含まれると推測すると、社会貢献に対するシニアの関心はさらに高いとみることもできそうだ。

 リクルートジョブズリサーチセンターの宇佐川邦子センター長は、「これからは、金銭的理由だけでなく社会との積極的なつながりを志向するシニアが増え、より多様化していく」と予想している。

関連ニュース