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【男のみ・だ・し・な・み】セールで買うのをやめよう 洋服は見るだけ、小物は欲しいモノだけを (1/2ページ)

 春夏もののクリアランスセールがまだまだ続いている。昔は百貨店がセール時期を主導して春夏ものは旧盆以降、秋冬物は成人式以降だった。それが1980年代半ば過ぎ頃から早まる一方になっていった。これは専門店が増え消費者の支持を集めて大量発注したが、見込みほど売れなかったことと無縁ではないと思っている。

 百貨店も専門店と同様にセール時期を早めた。伊勢丹・三越だけは2012年から専門店や同業百貨店より2週間ほど遅くしてきたが、昨年の秋冬物から元に戻した。そして今年は春・初夏ものを専門店などと同じ時期にし、盛夏・晩夏ものを7月末からの2段階セールにしている。この傾向が専門店などにどのような影響を与えるか注視したい。

 私は以前からセールで買うのをやめようと主張している。ファッション製品はシーズンインと同時に定価で買い、秋物だと少し暑いかな、春物だとちょっと寒いなと感じる時期に、いち早く新しいものを着るという、ガマンが必要だが、それがおしゃれの極意でもあると思っている。そのことで旬のものを着ているおしゃれな人だとの認知効果も出る。

 シーズン中にたくさん着て1回あたりのコストパフォーマンスを計算してみよう。そうするとセールで買ったものより使用頻度の多さから考えると、正価で買ってたくさん着た方のコストパフォーマンスが良いことに気づく。

 セールだから安い、と飛びつくのがいちばんいけない。洋服の原価はセールで見かける30~70%オフで売っても利益があると聞けば驚くだろうが、それが現実。利益がなくて売るなどは、倒産以外ではあり得ないことに気づくことが大切だ。セールでは、割引率が低いものが素材などが上質で長く着られると考えて選ぶのが一番だが、買うことには慎重のうえに慎重でありたい。

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