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【サラリーマンサバイバル術】妊娠中の妻が残業の日々…どうしたらいい? (1/2ページ)

 【Q】妻が妊娠して、子供の誕生を楽しみにしています。ただ、妻の仕事は残業が多く、妊娠が分かってからも相変わらず残業を続ける日々が続いています。妻は体のことを心配しつつも、仕事も気になるようで、「もう少し頑張ってみる」と言っていますが心配でたまりません。どうしたらよいでしょうか? (20代販売業、男性)

 【A】事業主には、男女雇用機会均等法により、母性健康管理に関するさまざまな措置を講じる義務があります。労働基準法にも母性保護のための規定があり、妊娠中の女性が業務上請求できる権利などが定められています。

 まず、妊娠中の女性や産後1年を経過しない女性から請求があった場合、時間外労働や休日労働、深夜業をさせてはいけません。変形労働時間制(フレックスタイム制を除く)の場合も同様で、請求があれば対象者から除外することになります(労基法第66条)。

 妊娠中の女性は妊産婦健診により医師などから指導を受けた場合、時差通勤や勤務時間の短縮、フレックスタイムの活用、休憩時間の延長や休憩回数の増加、休憩時間の変更といった対応を求めることができます。

 また、他の軽易な業務への転換を請求することもでき、使用者はこれに応じなければなりません(労基法第65条3項)。

 例えば、販売や営業による連続歩行、長時間の立ち仕事、階段の頻繁な昇降を伴う作業、腹部を圧迫する作業や重量物を扱う作業など、体に大きな負荷を与える業務は、負担の少ないデスクワークなどへ転換してもらうことが可能です。

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