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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「晩」》大阪のミシュランガイドからたこ焼き店激減の波紋 (1/2ページ)

 レストランを星の数で格付けする「ミシュランガイド京都・大阪+鳥取2019」が10月に発売された。三つ星店は前年とほぼ変わりなし、話題になるのは鳥取で“カニ料理”が初登場したくらいかな…と思っていたら、実はとんでもない変化が起きていた。なんと、大阪のたこ焼き店の掲載が前年版の13店から1店に激減していたのだ。

 “粉モン”がミシュランガイドに載るか否かは、平成21年に「京都・大阪」版が初めて出た当初から、注目されてきた。たこ焼きは晩ご飯にはしにくいものの、関西人にとっておやつや昼ご飯としておなじみのメニュー。ミシュランガイド広報事務局から毎年、出版の案内が送られてくるたびに、担当記者は必ず「粉モンは入ってませんか?」と聞いていたと思う。

 そしてとうとう、27年発売の「2016」版に11店が初掲載。「星」がつく料理店ではなく、5千円以下で特におすすめの料理を提供する「ビブグルマン」としての掲載だったが、関西は盛り上がった。掲載店の店主は「テレビ取材が相次いだ」と振り返る。実際に多くのメディアに取り上げられたし、多くの店がホームページで「ミシュランガイド、ビブグルマン受賞」などとアピール。数千円するという記念の盾をミシュランガイドから購入し、店内や事務所などに飾った店もあった。

 ところが今年、ほとんどの店に、出版記念パーティーの招待状は来なかった。“消えた”12店はこれまで「ストリートフード(地元を代表するローカルフード)」という特集ページに掲載されていたのだが、「2019」版ではこの特集ページ自体がなくなっていたのだ。

 残った1店はもともと、この特集ページではなく一般のページに掲載されていた。ちなみに同じ“粉モン”のお好み焼き店はほぼ前年通りの6店が掲載。お好み焼き店も、もともと一般ページへの掲載だった。

 店の経営者たちはどのように考えているのか、さっそく取材した。目立ったのは、「今年も載ると思って楽しみにしていたのにショック」「何があったのか」「大阪文化としてのたこ焼きを大事にしてほしかった」と残念がる反応。「当初から、載るのはいいけれど、外されたときがつらいという思いはあった」との心境を打ち明ける人もいた。