記事詳細

【サラリーマンサバイバル術】地域、産業によって違う「最低賃金」 (1/2ページ)

 【Q】 山口県の百貨店やスーパーの最低賃金が引き上げられることが決まったと聞きました。私は県内のデパートで、日給6400円で8時間、契約社員として働いています。今回の最低賃金の引き上げは関係あるのでしょうか?(女性・50代)

 【A】 最低賃金は、働いて受けとる賃金の最低額を法的に保障する制度です。最低賃金には都道府県ごとの地域別最低賃金と、特定の事業や職業ごとに設定される特定最低賃金の2種類があります。

 まず、地域別最低賃金をみますと、山口県では、10月1日以降これまでの777円から802円に引き上げられました。相談者の場合、「日給6400円÷8時間=時給800円」となりますので、最低賃金法違反になります。

 さらに、山口県では「山口県百貨店、総合スーパー最低賃金」が12月15日以降これまでの795円から822円に引き上げられることが決まりました。相談者の賃金は、これを満たす必要があります。

 このように地域によってはいくつか産業別にも最低賃金が定められていますので、注意が必要です。

 最低賃金額は時間額で示されます。最低賃金の対象となる賃金は、通常の労働時間に対応する賃金です。具体的には、実際に支払われる賃金から、次の賃金を除外したものが最低賃金の対象となります。

関連ニュース