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1カ月ぶり円安、一時114円台 日本の輸出産業に追い風?

 日本の輸出産業にとっては追い風になりそうだ。8日のニューヨーク外国為替市場の円相場は円安ドル高が進み、一時1ドル=114円09銭をつけた。10月上旬以来約1カ月ぶりの円安ドル高水準となった。9日の東京市場では114円近辺で推移した。

 同日の東京株式市場は様子見気分が強く、日経平均株価は午前9時5分現在、前日終値比45円62銭安の2万2441円30銭と小幅反落した。

 前日の米ダウ工業株30種平均は10・92ドル高の2万6191・22ドルと小幅ながら4日続伸だった。

 8日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の据え置きが決まったが、次回12月会合で追加利上げを行う公算が高まったことから円売りドル買いの動きが強まった。

 ただ、安倍晋三首相が9日午前(米東部時間8日午後)、トランプ米大統領と電話会談すると伝わって警戒感も広がり、円を買う動きも出た。

 トランプ氏は米中間選挙後の記者会見で、日本が自動車の対米輸出で貿易黒字を稼いでいると問題視し、「米国を公正に扱っていない」と不満を示していた。