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東証終値、236円安 アジア株の下落響く

 9日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落し、終値は前日比236円67銭安の2万2250円25銭だった。前日に大幅上昇した反動から、利益を確定する売り注文が先行。上海などアジア株の下落が投資家心理に響き、平均株価の下げ幅は拡大した。

 東証株価指数(TOPIX)は8・27ポイント安の1672・98。出来高は約14億4700万株。

 前日の平均株価は400円超上げており、高値を警戒した売りが膨らんだ。12月の米利上げ観測が意識され、新興国から資金が流出するとの懸念からアジア株が総じて下落し、東京株の下げ要因となった。市場では「米中貿易摩擦の長期化による中国経済の減速も懸念された」(証券アナリスト)との声が聞かれた。

 外国為替市場で円安ドル高が進んだことを好感した買い戻しで、朝方は平均株価が値上がりに転じる場面もあった。午後に入ってからは安値圏でもみ合いが続いた。