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【シニアライフよろず相談室】お葬式「費用をかけず、家族だけで」が増加 (1/2ページ)

★お葬式(1)

 日本で一番人が亡くなっているのは何月だと思いますか。「8月の暑い時期」「季節の変わり目ではないか」といったさまざまな声を聞きますが、厚生労働省の人口動態統計によると、1年のうちで死亡者数が増えるのは実は12月~2月。これからの時期にあたります。実際、この季節は心疾患など突然死のリスクが高まる時期でもあります。

 団塊の世代がどんどん高齢になり、日本の年間死亡者数は2040年ごろまで増え続けるという予測が内閣府から出ています。それに伴い、死にまつわることに関心が寄せられるようになり、「終活」という言葉が生まれ、自分の葬儀の準備をする人も増えているようです。

 日本消費者協会が14年にとった「葬儀についてのアンケート」では、「自分自身の望ましい葬儀のかたちは」という質問(複数回答)に対して、1位は「費用をかけないでほしい」(59・1%)、2位は「家族だけで送ってほしい」(51・1%)でした、自分の葬儀は小規模に、と望む人が多いようです。

 弊社(ユニクエスト)が運営するパックプランの「小さなお葬式」にも、「子供に迷惑をかけたくないので…」といった問い合わせを多くいただきます。事前に自分の葬儀を準備したいというニーズも高まっていることから、無料の事前登録ができる業界初の葬儀の「早割」を始めたところ、4年で10万件を超える申し込みをいただきました。申込期間に応じて割引を行うサービスで、反響をいただいています。

 さらに、自分には身寄りがないので生前に自分の葬儀や納骨先を決めて支払いも済ませておきたいという人も多いため、昨年からは「小さなお葬式の生前契約」も始め、こちらも同じく反響をいただいています。

 早割や生前契約のように、事前に葬儀について備えておくことは後々の安心につながるようです。申し込まれた方から「小さなお葬式で生前に準備をしていたおかげで葬儀費用のめどが立ち、生前に母と温泉に行けます。ちょっと孝行娘になれた気分です」という、うれしい声もいただきました。

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