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【シニアライフよろず相談室】お葬式、進む寺離れ取り残される「供養心」 (1/2ページ)

★お葬式(2)

 最後にお寺を訪れたのはいつですか。この秋、紅葉を見に有名なお寺へ行った、という人も多いかもしれませんね。では、ご自身の菩提寺へはどうでしょうか。

 当社(ユニクエスト)の「小さなお葬式」を依頼される人の中には、菩提寺がないので寺院を紹介してほしいという人が4割ほどいらっしゃいます。この数字に対しては、「案外少ない」「納得」「そもそも菩提寺って?」など、さまざまな声が聞こえてきそうです。

 菩提寺とは、先祖代々がそこにお墓をもっていたり、仏事を依頼するお寺のことです。しかし近年は仏教離れが進み、菩提寺との付き合いも希薄化しています。いざお葬式を執り行う時に、ご自身の宗派がわからないという声もよく聞きます。

 浄土真宗本願寺派総合研究所などが実施したアンケートでは、「仏教」に悪い印象を抱く原因として、「お坊さん」が25・3%と突出しています。お坊さんが悪印象を抱かれる理由としては、「人に対する態度」(22・8%)が最多。次いで「金銭感覚」(18・5%)となっています。また、直近の葬儀で不満を覚えたことは? という問いに対して1位は「不満はない」(32・9%)。2位は「お布施の額」(13・3%)という結果も出ています。この結果に、一部のお寺は危機感を抱いています。

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