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【経済快説】「乱高下」する株価とどう付き合うか 注目は海外要因 (1/2ページ)

 株価や為替レートのような価格が上下に激しく動く様子を相場用語で「乱高下(らんこうげ)」と形容する。この年末年始の株価の動きを表すにあたって、感じが出ている言葉であったように思う。

 価格の動きの激しさを表す言葉としては「ボラティリティー」という言葉もあって、こちらもよく使われる相場用語だ。昨年末から年初にかけては、ボラティリティーの高い相場だった。

 経験則的にいって、「乱高下する」あるいは「ボラティリティーの高い」相場は、株価の下落局面で発生しやすい。株価が下がるような要因が発生して意外に大きく株価が下がった場合、株式を多く保有している市場参加者は損失の拡大を防ぐために、価格を気にする余裕のないまま持ち株(あるいは株価指数先物等の買い持ちポジション)を売却するので、株価の下落幅が意外に大きくなりやすい。

 そして、株価が大きく下げ過ぎた印象が発生した場面で売りが止まると、今度は株価の上昇幅が大きくなりやすい。そして、いったんボラティリティーが高まると、これが低下するまでにはしばらく時間がかかる。現在はそのような状況だ。

 次に、そもそも株価を動かしている「原因」は何なのかが問題だが、これは、データ的には米国の株価と、米ドル・円の為替レートの動きの2つでほとんど説明できる。

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