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【定年後・自走人生のススメ】「キャリア・ラーニング・システム」で自己能力を再開発 (1/2ページ)

★シニア社員活性化最前線(上)

 昨年11月、東京都内のホールに企業の人事担当者約150人が集まった。定年後研究所が主催する「キャリア・ラーニング・システム公開セミナー」に参加いただいた人たちだ。キャリア・ラーニング・システム(Career Learning System、以下CLS)は、定年後研究所が50代現役会社員のキャリア開発のために企画・制作したラーニングシステムのことである。

 役職定年や出向、配置転換などを原因としてモチベーションが下がったと感じる50代男性会社員は23・5-40・9%にも上り、「50代シンドローム」の危機が懸念されている(定年後研究所調べ)。にもかかわらず、雇用(定年)延長により60歳以降も在籍し続けるシニア社員が増えている。

 「50代でモチベーションが下がってしまった社員を“長く抱える”ことにならないだろうか…」。このような人事担当者の本音が聞こえてきそうである。前述の公開セミナーに参加いただいた中にも、「今後は50代以上の社員のモチベーション維持や活性化が課題となってくる」と認識されている人が多数いた。

 政府は、「働き方改革の第2弾として、65歳以上への継続雇用年齢の引き上げに向けた環境整備や、中途採用の大幅な拡大に取り組むなど、生涯現役時代の雇用改革を進める」(2018年10月15日第1回働き方改革フォローアップ会合より)とシニアの活躍を支援する動きを進めている。

 さあ、そうなれば、あとは50代会社員“本人たちの問題”である。CLSの主題は、50代会社員が今まで以上に職務領域の拡大を狙える“人財”として成長し続けるための「50代再生プログラム」である。役職定年や出向などを経験して、「もう自分の会社人生はこれまでか…」などと50代シンドロームなどに惑わされている場合ではないのだ。

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