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【新・兜町INSIDE】IPO、2月下旬スタート 初戦は例年、公開価格超え

 2019年の株式新規公開(IPO)の第1号は2月22日にマザーズ上場予定の経営コンサルティング会社、識学に決まった。昨年12月25日から約2カ月の空白を経ての上場だけに、初物人気の過熱がさっそく予想されている。

 昨年12月は19日に上場したソフトバンクをはじめとする4社で、初値が上場前の売り出し価格を下回り、新規公開株には供給過剰感が強まった。「ソフトバンク株の販売で営業現場が疲弊し、他の銘柄の販売が手薄になったのではないか」とする見方もある。

 ただ、市場内では早くも2月IPO銘柄の前人気が高まっている。今年は識学など4社が2月下旬に上場する予定。昨年は2月23日を皮切りとして2月末までに2社、一昨年は1月27日から2月末までに5社のIPOがあり、いずれも初値が公開価格を超えている。

 新規上場の順番については「主幹事証券の裁量で、人気の出そうな銘柄を年間IPOのトップバッターに据える傾向がある」(大手証券OB)とも言われる。今年も2月中のIPO銘柄トレードは好成績が予想される。

 【2019年1月28日発行紙面から】

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