記事詳細

【株式フジ】市場に株価押し上げる材料なし…高値→調整→足元出直りの銘柄を 「前田工繊」「ショーボンドHD」「UUUM」 (1/2ページ)

 この一週間、日経平均はジリ高の展開が続きました。しかし、一気に2万1000円を超えていくほどのパワーは感じられません。ただ、日経平均の推移以上に個別銘柄が強い動きをする日が見られています。東証1部市場の上場銘柄数は2127銘柄(2月6日現在)ですが、そのうちの7~8割の銘柄が上昇する日が幾日もあるのです。東証1部市場がほぼ全面高なのに、日経平均が少ししか上昇しないとはどういうことでしょうか?…それは日経平均に採用されている225銘柄が目立って買われていないということであり、その多くを占める大型株の動きが今一つだということです。大型株を中心に売買する大口投資家=外国人投資家の動きがまだ緩慢なままなのです。

 世界株という視点では、株価が持ち直しの動きが見られています。懸念されていたアメリカの景気減速がマクロ指標に表れないこと、米中貿易交渉においてアメリカ政府関係者からおおむねポジティブな見通しが発せられていることから、米株の戻りが顕著です。日本株も一応戻り歩調ではあるものの、その程度は米株に劣っています。日本独自の株価押し上げ材料に欠けているのです。

 この状況下、株式市場でささやかれていることがあります。それは厚生労働省「毎月勤労統計」の不正調査問題で、正しくは2018年の実質賃金の伸び率が1~11月のうち9カ月で前年同月比マイナスになっていたことを厚生労働大臣が認めたことです。この状況下では、本年10月に予定されている消費増税の実施は困難と判断され「延期されるのでは?」ということです。

関連ニュース