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中高年社員を確実に待ち受ける“絶望への落とし穴”とは 調査で解明 (1/6ページ)

 若い時は社内でエース社員として活躍していたのに、中高年になると途端にやる気が落ちてしまう。若手社員から「バブル入社の先輩は使えない」などと陰で言われたり、逆に自分はまだまだ活躍していると思っていたのに突如、役職から外されたり……。

 日本の企業社会で近年、特に40~50代の中高年社員の仕事への意欲やパフォーマンスが低下しているのではないか、という議論が活発になっている。2018年には一部メディアで「さよなら、おっさん」などと題したキャンペーンが話題にもなった。「バブル世代やかつての団塊世代は簡単に入社できたため、社内でくすぶっている人が多い」といった紋切り型の言説も横行している。

 こうした「中高年社員がちゃんと働いていない」といった議論は、世代間で主張が対立したり、どうしても自分の周辺の印象論で偏見を持ちがちだ。法政大学大学院政策創造研究科の石山恒貴教授とパーソル総合研究所(東京都港区)は、いわゆるミドル・シニア(中高年)の会社員の働き方について17年、計約4700人を対象にした調査を実施。18年末に『会社人生を後悔しない 40代からの仕事術』(ダイヤモンド社)として出版した。

 本書では、対象となったこのミドル・シニア社員が直面する「壁」と、どう対処すべきかが調査結果から具体的に述べられている。実は、社内で若い頃ある程度活躍したエリート社員ほど、中高年になってこの停滞に阻まれる可能性が高いという。

ITmedia ビジネスオンライン

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