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【男のみ・だ・し・な・み】エイズ予防の啓蒙運動に尽力した「キース・ヘリング」 着れば社会貢献できる服 (1/2ページ)

 私が苦手とするのは音楽とアートの世界。音楽は中学生になりたてのころに音楽の時間で歌う試験があり、歌ったら先生からみんなの前で音痴だといわれたのがショックで嫌いになったが、聴くのはクラシック以外なんでも好きだ。アートは苦手も苦手で描くことができない代わりに写真を撮りまくっているが、展覧会やギャラリー巡りをするのは大好きだ。

 刺激を受けて好きになったアーティストが3人いる。若者のファッション基地で原宿のランドマークでもあるラフォーレ原宿が完成したのは1978年だった。オープン記念の展覧会で見たアントニオ・ロペス(1943-87)のファッションイラストは衝撃で、今見ても時代を超えて新しさを感じる。写真家のロバート・メープルソープ(1946-89年)は、花やヌード、セックス、セルフポートレートで知られるが、編集長をしていたファッション誌にいただいた花のモノクローム写真のエロチックさに驚かされたものだ。

 80年代に大活躍したストリートアートの先駆者であるキース・へリング(1958-90年)は、ニューヨークの地下鉄構内で使われていない広告掲示板にチョークで絵を描いて一躍有名になったが、シンプルなラインと美しい色使いの作品は今も新鮮な輝きを放っている。

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