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【シニアライフよろず相談室 Season2】生前整理は「健康寿命を高める」!? 高齢者に多い「住宅内事故」に対策を (1/2ページ)

★生前整理・遺品整理(1)

 今回から4回にわたって「家財整理の窓口」を運営する「NEO-STANDARD(ネオスタンダード)」常務取締役の後藤光が「生前整理・遺品整理」についてご紹介します。

 私は野村証券や大手都市銀行などで、年間に50回以上セミナーをやっています。参加者の方から必ず上がるのが「(生前整理を)やらなきゃいけないとはわかっているけど、なかなか腰が重くて始められないのよねぇ」という声です。

 「整理」というと「大変」「時間がかかる」「捨てなきゃいけない」など、ネガティブな感情が先に立ってしまうことが多いようです。しかし、生前整理を行うことで大きなメリットが得られます。それが今回のテーマである「健康寿命を高める」ということです。

 「家の中で物につまずいて転びそうになった」。読者の方もそんな経験が一度はあるのではないでしょうか? 厚生労働省「国民生活基礎調査(平成28年)」によると、高齢者の介護が必要となった原因として、「骨折・転倒」は、「認知症」「脳血管疾患」「高齢による衰弱」に次いで4番目に多い原因で、事故によるものでは一番大きな原因となっています。

 一方、事故発生の場所についてですが、約77%が住宅で、外での事故は10%に過ぎません。「自転車で転倒した」などの外で起こる事故ではなく、「カーペットの上にあるコンビニ袋を踏んでしまった」「手の届かないところに物があり、脚立から落ちてしまった」などの家の中で起こる事故なのです。

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