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【新・兜町INSIDE】23日は株価上昇!? 10連休を前に見込まれる需給の引き締まり

 来週23日の株価上昇を予想する声が市場関係者から出ている。10連休を前に信用取引の売りが大幅に減り、短期的に需給の引き締まりが見込まれるためだ。

 借りた株を売る信用取引(空売り)では、株式を借りる投資家が多く株が不足する場合には逆日歩(ぎゃくひぶ)といって、株式の借り賃に上乗せして費用が発生する。売り手に対する一種のペナルティーのようなものだ。

 今年は23日に空売りして翌24日に買い戻すと、株式を26日に借り入れ、返済は10連休明けの7日になる。この間、「10泊11日」分の逆日歩が発生する可能性がある。しかも、逆日歩の金額が確定するのは取引翌日の24日昼で、空売りした時点では逆日歩の有無や金額は誰にもわからない。このため、23日は空売りを自粛する投資家が多いとみられる。

 昨年1月以降、4日分以上の逆日歩が付いた日は11回あり、8回で日経平均が上昇。経験則通りなら今年も株高を期待できそうだ。もっとも、26日は連休中の株価下落リスクを回避するための空売りで需給の緩みが警戒される。

 【2019年04月19日発行紙面から】

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