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【天野秀夫 中小型厳選株】通期業績は増額、「エスユーエス」初配当期待! 高度分野へ技術者を派遣する京都の企業 (2/2ページ)

 このほか、産学連携の「組織心理学」をベースとしたアセスメントツールを開発し、2018年にAI(人工知能)マッチングソリューション「SUZAKU」をリリース、企業の人材の採用・育成を支援しています。

 業績も連続で過去最高益を更新する好調を持続し、3月14日には今9月期第2四半期業績の増額を発表しました。営業利益は当初計画の2億500万円から3億円(前年同期比23・9%増)に引き上げられ、期初の中間期減益見通しから一転して2ケタ増益に修正されました。

 しかし、通期の営業利益6億600万円(前期比10%増)の当初予想は据え置かれています。増額の理由は、技術者派遣単価の上昇等による利益率の改善で、この傾向が下期(4-9月)に悪化するとは一般的にも考えられません。通期業績の増額期待は十分というわけです。

 さらに17年9月に新規上場してから無配でしたが、今9月期から初めての配当を実施する可能性もあります。2月28日に年初来高値1218円をマークした株価はその後、全般相場の歩調に合わせて調整し、4月以降は800円台でのボックス相場に甘んじていました。相場的には株価、日柄の両面で十分な休養を見ており、魅力的な株価水準に位置しています。

 ■天野秀夫(あまの・ひでお) 日本大学法学部卒。1987年4月、日本証券新聞社に入社。記者、編集局長などを経て、代表取締役社長を12年近く務める。2017年4月、独立。証券・金融界、上場企業経営者とのパイプを生かし金融リテラシーへの貢献を目指す。

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