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東証続伸、令和で初 米中貿易摩擦で伸び悩む

 週明け20日の東京株式市場は、円安進行が買い材料となって、日経平均株価(225種)は続伸した。令和に入っての続伸は初めて。終値は前週末比51円64銭高の2万1301円73銭。上げ幅は一時180円に迫ったが、その後は米中貿易摩擦の先行き懸念から売りが出て、伸び悩んだ。

 東証株価指数(TOPIX)は0・67ポイント高の1554・92。出来高は約11億7800万株。

 朝方は1~3月期の実質国内総生産(GDP)速報値が2四半期連続のプラス成長となったことを好感し、買いが先行した。

 ただ、輸出が不振で、設備投資と個人消費が減少に転じたことへの不安が広がると売りも出て、上昇は限定的だった。

 米中貿易摩擦は、日本の10連休中にトランプ米大統領が強硬姿勢に転じ、今月10日に中国からの輸入品に追加制裁措置を発動した。市場では「経済への悪影響は今月以降に表れる」(大手証券)との警戒感が根強い。