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阪急電鉄、中吊り広告“大炎上”で中止に 通勤・通学客への応援メッセージ掲示も…共感どころか“怒り”買う結果に (1/2ページ)

 関西の大手私鉄、阪急電鉄の中吊り広告が物議を醸した。働く人を応援するメッセージを掲示した企画列車を走らせたところ、「毎月50万円もらって毎日生き甲斐のない生活…」などの言葉が共感を集めるどころか、SNSで怒りを買い、阪急電鉄は11日から同列車の運転を取りやめた。

 阪急電鉄と企業ブランディングを手がけるパラドックスがコラボした広告は1日から始まっていた。8両編成の企画列車では、中吊り広告が通勤通学する人へ向けた約80種類の応援メッセージで埋め尽くされた。神戸本線や宝塚本線、京都本線で運行されていた。

 世代や業種を越えた「はたらく人たち」の言葉のうち、SNS上で最も議論となっているのは、「毎月50万円もらって毎日生き甲斐の無い生活を送るか、30万円だけど仕事に行くのが楽しみで仕方がないという生活と、どっちがいいか(80代研究者)」というメッセージ。

 「疲れてる時に見たら普通に吐き気する」「毎月50万もらえることが生き甲斐になるから、50万円ください」「30万ももらってないけど」などと働く人の神経を逆なでしてしまったようだ。

 一方、「僕らは、人を派遣してるんじゃない。新しい人生を発見してるんだ(20代・人材派遣営業)」というメッセージには、「意義ある頑張りは美しいし、喜ばれる」と肯定的なコメントもある。「朝バタバタしている時に飛び乗った電車で会えたからなぜか心ほっこりしてる」という意見もあった。

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