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【バフェットの次を行く投資術】大勢を永遠にだますことはできない!? ネット普及は投資家の「情報入手手段」を変え… (1/2ページ)

 エイブラハム・リンカーンは「一人の人間を永遠にだますことや、大勢を一時的にだますことはできる。しかし、大勢を永遠にだますことはできない」と述べている。

 確かに、詐欺師たちの行動パターンを見ていると「情報の分断」が基本戦略である。

 金融業界で投資に関わっていると、詐欺師と遭遇することも多いのだが、彼らはまず投資家などの関係者の横のつながりを絶とうとする。投資家同士が親しくしていると、情報交換が行われ、詐欺師の嘘の矛盾点がすぐに暴かれるからだ。

 私の親しい友人が、詐欺師にだまされたときも、その詐欺師が「大原というやつは、温厚そうに見えて、実は○○組と裏でつながっている恐ろしい奴だ」と吹き込まれ、疎遠になっていた(友人がそんな話を信じたのかと思うと哀しいが…詐欺師の弁舌は巧みである)。詐欺師にすれば私のように「本当のこと」を話す人間がそばにいるのは邪魔で仕方がなかったわけだ。

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