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【男のみ・だ・し・な・み】「ギョサン」って知ってます? 小笠原発祥の頑丈サンダル (1/2ページ)

 諸兄は週末の近所歩きに何を履いているだろうか。私は若い頃は海に行くときの必需品であるビーチサンダルで近くのコンビニやスーパーに行くときに履いていた。ビーチサンダルはその名の通り海辺の熱くなった砂浜歩きに最適で、コンクリートの上だとソールが薄すぎて歩きにくいし、近所ではなんだかなあと思いスニーカーに。

 そしてビーチサンダルは100円ショップでも売っているので、家の中でスリッパではなく1年中履いている。ビーチサンダルに代わって近所歩きに10年以上愛用しているのが「ギョサン」である。

 「ギョサン」はその名の通り漁業に従事する人たちに向けて作られたサンダル。ルーツは小笠原諸島で漁業に携わる人に使われていたものが、小笠原諸島復帰(1968年)以降に観光客として訪れたダイバーやマリンスポーツ愛好者たちが重宝だと履いたり、お土産として持ち帰ったことで知られるようになり、本土の漁業関係者にも普及したようだ。

 私が手に入れたのは伊豆へ行った帰りに、食事をして街を散策していた小田原で見つけて買い求めたのが愛用の始まり。

 「ギョサン」の最大の特徴は、鼻緒と厚い本体ソールが合成樹脂で一体成型されていること。そのため丈夫でビーチサンダルのように鼻緒が抜けることがない。

 水があふれるような場所で使うことを想定して作られているから、滑ることがなく安定安心で歩ける。鼻緒を挟むことで指の運動にもなるし、靴のように指を不自然に締め付けることがないから足の指本来の機能に。

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