記事詳細

東証小幅反発、30円高 円安好感も方向感欠く

 9日の東京株式市場は、円安進行を好感した買いが優勢となり、日経平均株価(225種)は小幅反発した。終値は前日比30円80銭高の2万1565円15銭。アジア市場の値下がりを懸念した売りで下落に転じる場面もあり、値動きは方向感を欠いた。

 東証株価指数(TOPIX)は3・51ポイント安の1574・89。出来高は約9億8800万株。

 朝方は円安進行で投資家心理が改善し、値ごろ感から買い注文が先行した。上げ幅は一時150円を超えた。

 午後に入ると、上海株の値下がりが悪材料となり、売りが強まって相場の重しとなった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が10、11日に予定する議会証言を控え、米国の金融政策の方向性を見極めたいとの様子見姿勢が広がった。