記事詳細

【凄腕アナリスト ザ・覆面】「メディアドゥHD」躍進! 電子書籍取り次ぎ国内最大手 米国、中国でもビジネス開拓 (1/2ページ)

 米中貿易摩擦は根本的な解決には至っていないものの、G20(主要20カ国・地域)サミットが終わり、ニューヨーク・ダウは10日、9カ月ぶりに史上最高値を更新してきた。日経平均も迫力不足ながら下値を切り上げてきている。ニューヨーク・ダウの推移や為替相場の動向に振り回されることはあっても、21日の参議院選挙の投開票まで、大きな下値不安は少ないというのがマーケット関係者の見方だ。

 その後は、8月が日経平均の上昇確率が低い月であるとともに、市場エネルギーが後退する時期に当たることから、物色人気は材料が表面化した個別株に傾斜しやすくなる。

 なかでも、新規上場(IPO)に関連した銘柄などは注目されやすい。株価水準は3000円台半ばとやや高いものの、東証1部上場銘柄である「メディアドゥホールディングス」(3678)は、この流れをくむ銘柄としてウオッチしておいていい。

 メディアドゥホールディングスは、作家や出版社と電子書店、読者の間に立つ「電子書籍取次最大手」として国内主要出版社や電子書籍出版社のほぼ全てと取引関係を持ち、取引書店数は主要150店を網羅している。

 電子書籍流通の市場規模は推定2250億円とみられるが、同社はこのうち37%のシェアを握っている。社会問題化した海賊版サイト対策が行政ぐるみで進んだ結果、電子書店によるプロモーション活動が活発化するという追い風を受けている。

関連ニュース