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【新・兜町INSIDE】謎の7月「アノマリー」 オリックス株は11年連続高

 7月は21日に参院選の投開票を終えると、25日ごろから4~6月期の決算発表が本格化する。選挙も決算も結果が出るまで分からないだけに、投資家心理も不安定になりがちだ。

 こんな局面では過去の値動きパターンに市場参加者の関心が向かいやすい。原因不明ながら株価が一定のパターンで動く現象は「アノマリー」と呼ばれ、投資家心理に微妙な影響を与える。

 市場で話題なのはオリックス株。昨年まで11年連続で7月は上昇している。超優良企業だけに上場来の足跡をたどれば値上がりした月の方が圧倒的に多いのは当然かもしれないが、11年連続となれば話は別だ。値上がりの原因は定かでなくとも、今年も値上がり期待が高まりそうだ。

 一方、7月22日は下げの特異日として知られる。戦後の東証再開以来の日経平均株価の騰落率を見ると、この日は54回の取引があり、値上がりしたのは19回。勝率は35・2%と1月以降で最も分が悪い。オリックス株上昇と同じく特に理由はないようだが、投資家にとって気掛かりだろう。

 【2019年7月5日発行紙面から】

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