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【新・兜町INSIDE】JPX400指数が8月入れ替え 日産、レオパレスなど「落第」か

 JPX日経400指数は日本の優良企業400社で構成する。複数の年金基金がこの株価指数に沿った運用を展開するほか、JPX400指数に連動する上場型投信(ETF)は日銀が資産購入対象としている。

 同指数は毎年8月に銘柄見直しを実施。今年は8月7日に当落発表し、29日に銘柄組み換え実施というスケジュールだ。

 採用基準は時価総額や営業利益だけでなく、資本効率や社外取締役の選任状況、英文での情報開示といった経営体制全般。企業の経営状態全般がチェックされるため、中期経営計画に同指数への採用を掲げる企業もあるほど。このため、同指数からの除外は経営者として「落第」と判定されたようなものだ。

 除外候補は施工不良問題が露見したレオパレス21や、カルロス・ゴーン前会長が逮捕された日産自動車など。市場関係者の間では「指数算出元の東証と日経新聞は、不祥事企業に投資したくない機関投資家の心情を代弁して、問題のあった企業を迷わず外す」(国内機関投資家)との見方が強い。

 【2019年7月10日発行紙面から】

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