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【定年後 難民にならない生き方】“忙しいアピール”を繰り返す人への対処法は? 心理カウンセラーに聞いた (1/2ページ)

 定年世代にとって、「時間の使い方」は無関心ではいられないテーマのひとつである。「定年後はゆっくり過ごしたいけど、暇すぎるのも困る」(58歳・男性)、「趣味らしい趣味もないので手持ちぶさたになりそうな不安も正直ある」(54歳・男性)など迷いや戸惑いを抱える人も少なくない。

 そんな定年世代に、なんとも言えないモヤモヤをもたらすのが、「何かと“忙しいアピール”をするタイプ」の人である。現役バリバリの働き盛りの頃であれば、「ここのところ、やたらと忙しくてさ」と言う相手はむしろ同志であり、あうんの呼吸で「こっちもそうだよ。お互い大変だな」と笑いあえたかもしれません。

 しかし、「定年後の暮らしはどうなるのか」と不安を抱えた状態で“忙しいアピール”を繰り返し聞かされると、不快感もひとしお。どのように対応すればいいのか。 新刊『「言い返す」技術』(徳間書店)が話題の心理カウンセラーの五百田達成氏はこう解説する。

 「“忙しいアピール”の正体は遠回しな自慢。『毎日が充実している』『人から必要とされている』ことをほめてほしいし、すごいと言ってほしいが、あからさまに自慢するほどの自信はない。だからこそ『忙しい』というオブラートに包んで自慢するのです」

 多くの場合、「そんなに忙しいんだ」と念を押すと「そうでもないんだけど」と言葉を濁し、「すごいね」とほめれば、「別にすごくもないけど」と逃げ腰になる。どこまでいっても、のらりくらりと遠回しな会話が続き、らちがあかない。では、どうすればいいのか。五百田氏が勧めるのは「“ひまアピール”で対抗すること」だという。

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