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【ABS世代が「シニア」を変える】「AI時代」に生きるバブルのDNA (1/3ページ)

 「人生100年時代」や「生涯現役」と言われても、今後の仕事や生活が描きにくい-。私(鈴木)もそうですが、この言葉に困惑するABS世代は多いと思います。

 前回書いたように、私は還暦が視野に入った57歳のときに2度目の「人生OS(基本システム)再インストール」という頭のリセットと意識改革を行い、「ABS世代」という今後の仕事のテーマを見いだしました。

 振り返れば37歳でフリーランスのマーケティングプランナーとしてスタートした頃は、それまでの広告会社時代の人脈が生きて仕事に恵まれ、あっと言う間に10年が経過しました。

 ところが10周年を迎えた2008年のリーマン・ショックで私の仕事は激減。年齢も50代となり、『インターネット時代に自分の経験は役に立たなくなる』という焦りでお先真っ暗な時期が続きました。当時、マーケティングの世界では毎年新しい概念やトレンドが提唱され、それに自分が振り回されていたのです。

 やがて景気は少し回復し、今までの人脈からマーケティング研修や顧問業を引き受けました。久々に若い人中心の現場を見て感じたのは、トレンドに翻弄され、「目的と手段の逆転現象」が起こっていたことです。

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