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【株式フジ】米中貿易摩擦に起因する膠着状態…時間経過で上方に向かう可能性あり!? 業務スーパー運営「神戸物産」、医療従事者向け情報「サイトエムスリー」など (1/2ページ)

 東京市場は引き続き、様子見・見送り・手控えというワードで説明がつく展開です。この背景として来週から始まる3月期決算企業の四半期決算発表で、とくに製造業において米中貿易摩擦による業績悪化が示されるのではないか、と投資家が懸念していることが指摘できます。足元、ドル円相場も107円台から108円台前半の動きを続けており、多くの外需系企業の為替前提(110円とする企業が多い)よりも円高水準にあることも業績悪懸念を増幅しています。11日に3-5月期決算を発表した「安川電機(6506)」の純利益が米中貿易摩擦を主因として前年同期比70%減の47億円だったこともその裏付けとなっています。

 ただ、大きく売り込む動きも限定的です。日経平均株価は2万1000円台をキープしていますし、前述の安川電機の株価も決算発表翌日の12日に約4%安となった後は小幅反発に転じています。東京市場の場合、日銀が年間6兆円のETFを買い入れ、結果、株価下支えになっています。

 もともと売り方には不利な市場と言っても差し支えないでしょう。とは言っても、株価は上値を買う存在がなければ上がるものではありません。今は上値を買う投資家が極端に少ない…故に相場は極めて狭い値幅の動きとなり、膠着(こうちゃく)状態に陥っているのです。時間が経過することによって現状は株価に織り込まれ、その次の動きが意識されていきます。上下どちらかに動き出すことになりますが、今はその前の段階なのです。もし次の段階で上方に動き出すのであれば、今は安く株を買えるときということになります。

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