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【定年起業への挑戦 実践編】会社に勤めながら自著出版の夢をかなえる 重要なのは「情報発信」と「人脈づくり」 (1/2ページ)

 「いつか自分の書いた本を出版する」という目標を持つ読者も多いだろう。ネット時代においても、出版社に執筆内容を認められ、全国の書店に置かれるというのは自分自身の最高のブランディングだ。しかし、まず出版社に認められる機会を持つことが難しい。

 久保田正恵さんは株式会社コスギで働く現役のアパレル販売担当でありながら、9月に自著『お客さまが本当に喜ぶ 「客単価アップ」販売のススメ』を同文館出版より出版した。どのような経緯で自著の出版ができたのだろうか?

 「もともと『書くこと』が好きで業界誌に文章を書いていました。そうしたら、別の著者の方に同文館出版の編集者を紹介いただく機会がありました」(久保田さん)

 編集者に書きたい本の内容について相談したところ、とんとん拍子で出版への道が開けたという。

 「会社も応援してくれて、本業に差し支えないならやってみなさいといわれ、本が発売されたときは会社のホームページで紹介してくれました」

 理解のある会社だが、久保田さんは仕事も大好きだと語る。遅くまで仕事をすることもあるが、それでも日々、コツコツと執筆を続けたという。何度も書き直して、つらかったけれどこうして出版が実現してうれしいと語る。

 久保田さんが会社に勤めながら自著出版の夢をかなえられたのは、そもそも『書くこと』が好きで情報発信をしていたこと。そして出版関係者と知り合い出版社の紹介を受けられたこと。実は出版界も常に新しい著者や企画を求めている。情報発信と人脈づくりだ。そして日々仕事に打ち込む久保田さんの姿勢があってこそ、会社が認めてくれたのかもしれない。(取材 構成 藤木俊明)

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