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【令和を変える!関西の発想力】尽きぬ“サバ愛”で完全養殖! 「こりゃ!うめぇ」食べた瞬間の感動をそのまま名前に (2/2ページ)

 しかも今回は、脂はたっぷりのっているのに臭みがない、理想のサバを一から育てることにチャレンジ。和歌山の名産・梅のエキスを飼料に配合することで臭みを軽減し、生で食べると思わず「うめぇ!」と唸るほどおいしいサバを育てることに成功しました。

 その勢いで名前も「こりゃ!うめぇサバ」に決定。いかにも関西らしいネーミングですが、食べた瞬間の感動をそのまま名前にした率直さが印象的で、一度聞いたら忘れられません。

 右田さんの熱意はハンパなく、「こりゃ!うめぇサバ」を国内はもとより海外にも流通させ「世界一おいしいサバ」を目指すと意気盛んです。

 さっそく3月8日「サバの日」に、最もおいしい状態で食べられる拠点をつくりました。地元で水産業を営む丸長水産と連携し、同社が営む商業施設「おさかな村」の一角に、「SABARビレッジ和歌山田辺店」をプレオープンしたのです。

 するとたちまち大評判! 新型コロナウイルスの影響でPRを自粛したにも関わらず、地元の人たちが連日詰めかけて、サバの刺し身を食べながら「こりゃ、うめぇ!」と唸りまくっています。

 こりゃ、注目スポットになること間違いなし。1日も早くコロナが終息して、私たちも「うめぇ」と味わいたいものです。

 ■殿村美樹(とのむら・みき) 株式会社TMオフィス代表取締役。同志社大学大学院ビジネス研究科「地域ブランド戦略」教員。関西大学社会学部「広報論」講師。「うどん県」や「ひこにゃん」など、地方PRを3000件以上成功させた“ブーム仕掛け人”。

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