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【シニアライフよろず相談室】「任意整理」のメリットとは 手続きが簡便、資産を維持できる、債権者を選べる (1/3ページ)

 任意整理は、司法書士や弁護士(以下、専門家といいます)が債権者と交渉し、(1)将来の利息カット(2)期間3~5年の長期分割返済-の和解を成立させることにより、返済負担の軽減を図る債務整理の手続きです。専門家に手続きを依頼すると、債権者のもとに「受任通知」が送付され、交渉の結果が出るまでの間(通常4~6カ月)、取り立ては停止します。債権者とのその後のやり取りは、すべて専門家が行います。

 個人再生や自己破産と比較した場合の任意整理のメリットは、主に3つ。

 1つ目は、手続きが簡便であること。裁判所が関与する個人再生や自己破産と比べ、裁判外の手続きである任意整理は、手続きがシンプル。専門家に依頼してしまえば、あとは交渉の結果が出るのを待つだけです。家族に知られる心配もありません。

 2つ目は、資産を維持できること。ある程度の資産の処分は覚悟しないといけない個人再生、一定額以上の資産がすべて処分される自己破産は、大きな痛みと引き換えに債務の大幅減額(個人再生)、全額免除(自己破産)を実現する手続きですが、任意整理の場合、資産を維持しつつ、返済負担の軽減を図ることができます。

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