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【シニアライフよろず相談室】任意整理で確認すべきポイント 「5年以内で返済できること」がスムーズに進む目安 (2/3ページ)

 毎月の収入から支出を差し引き、さらに整理対象から外した債務の月々の返済を行った上で確保できる余剰が、整理対象とする債務を返済していく上での月々の返済原資となります。

 任意整理は、整理対象とする債務の将来の利息をカットし、元本部分を期間3~5年で長期分割返済する内容の債務整理の手続きです。従って、大まかにいうと、上記の(1)で確認した「整理対象とするすべての債務の元本の合計額」を、(2)で確認した「月々の返済原資」で割り返した計算結果が、「60以内の数字となること(60カ月、すなわち5年以内で返済できるということ)」が、任意整理がスムーズに進むかどうかの目安になります。

 60を明らかに超過する計算結果となる場合は、債権者が交渉に応じてくれない可能性が高くなり、個人再生や自己破産について検討する必要が出てきます。

 ただし、中には60カ月を超える長期分割返済の和解に応じてくれる貸金業者も存在します。ご相談の際は、ご相談者の個々の事情を丁寧におうかがいし、債権者の特性も加味して個別に見極めた上で、債務整理の方向性についてのアドバイスを行っています。

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