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【夕刊フジ×キイストン 飲食FCで第二の人生】うどん文化の名古屋で“逆張り”開業 ゆで太郎・長者町店(ホスタ) (1/2ページ)

 名古屋市内で2店舗の「ゆで太郎」を展開している「ホスタ」(加藤峰子社長)。2018年3月に1号店の長者町店、半年後の9月には2号店の住吉店を開業し、現在にいたっている。

 「いわゆる脱サラなんです」と語る取締役の加藤守氏。銀行員として勤めていたが経営方針、顧客への取組姿勢、行動などに共感、納得できなかったことや自分主導で事業を興してみたいという気持ちもあり早期退職して独立・開業に漕ぎつけたとのことだ。

 「家内は当時、専業主婦として家庭を切り盛りしていたのですが、2人とも漠然とこのまま年を重ねて老後を迎えるだけでいいのだろうかという違和感がありました。そんな気持ちもあり一緒に働いてみないかと声を掛けていました」と語る加藤氏。

 一緒に事業をする方向性が定まった加藤夫婦、さまざまな業種をチェックした。その中でお互いが知っているブランドがゆで太郎だった。しかし当時はまだ名古屋には店舗がなく、そもそも名古屋は「きしめん」に代表される「うどん文化」の地だ。この事実を逆手にとって出店したのだが、決断には理由があったと振り返る。

 「1つには横浜で食べたのが最初でしたが、安くておいしかったこと。もう1つは、名古屋には東京からの転勤族が多いのですが、名古屋にはそば屋が少ないという話を聞いていて、だからこそ食べてもらえるのではないかと思ったこと、この2つです」

 こうして開業することになるのだが、飲食業の経験はまったくなかった加藤氏。銀行員時代、名古屋発祥の「CoCo壱番屋」「コメダ珈琲」との関わりがあったことや、実兄がコメダ珈琲のFC加盟店を運営したいたこともあり、興味や関心、FCについての予備知識は備えていた。

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