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新卒採用に広がるAI採用 基準のブレ防ぎ選考時間削減、不合格の学生は人の目で再チェック (1/2ページ)

 新卒採用の選考に人工知能(AI)を導入する動きが広がっている。過去のデータと比較して適性検査の結果を補正したり、学生のPR動画を評価したりするのに利用。採用基準のぶれを防ぎ、省力化につなげる。来月から大学生・大学院生の就職活動が本格化する。新型コロナウイルス流行によるウェブ面接の普及も背景に、採用のデジタル化が一層進みそうだ。

 ■月に数千件

 「ピーク時には1カ月に数千件のエントリーシートが提出されます」。新卒で例年400~600人程度を採用するソフトバンクの人事担当者は説明する。同社では2017年からエントリーシートの判定にAIを活用し、選考時間を4分の1に削減した。20年には志望動機や自己PRを動画で提出してもらい、AIで評価するシステムも導入した。

 過去の合格者のデータなどから設定した基準に達した学生は合格とし、不合格となった場合は人間の目で再度チェックする。担当者間の好みの違いで基準がぶれるリスクを減らす効果もあり、浮いた時間をインターンシップなどに振り分けたいとしている。

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