「爆買い」消えた…中国、企業進出で変わる市場 100均買い付け、ネット取引1兆円超 (1/2ページ)

2017.04.03

大阪市で2月に開かれた越境ECの商談会。日本企業と中国企業との間で熱心なやり取りがあった
大阪市で2月に開かれた越境ECの商談会。日本企業と中国企業との間で熱心なやり取りがあった【拡大】

  • <p>中国のEC市場規模</p>

 中国人を中心にした訪日外国人による「爆買い」が失速し、関西の流通業関係者は頭を抱えている。一方で関西国際空港の利用者数は過去最高を更新するなど訪日外国人は増加基調。爆買いはどこに消えてしまったのか−。探ってみると、相変わらず高い日本製品の人気、そして爆買いに代わる新たなルートが見えてきた。(藤原直樹)

 ◆大阪に業者進出

 大阪市西区のオフィスビル。中国・大連を拠点に物流や小売業を手がける三通国際物流が2014年5月から事務所を構える。中国に送る日本の商品をじっくりと品定めするためだ。

 三通国際物流の目当ては日本の「100円ショップ」の商品。同社が中国全土に13店舗を構える直営店で販売するほか、他の小売店への卸売りもしている。洗剤やシャンプー、キッチン用品が人気で、日本の2倍以上の価格を付けても飛ぶように売れるという。同社の秦玉波取締役は「安いのに質がいいから、みんなほしがる」と話す。

 以前は日中間を行き来していたが、本格的に取り組むため中国人観光客に人気の高い大阪に拠点を構えた。秦氏は「観光客が何を買っているのかを見極めるのに最適だ」と言う。

 対日投資拡大を目指す日本貿易振興機構(ジェトロ)などが中国企業の日本進出を促していることもあって、こうしたケースは増えているという。

 
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