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【ぴいぷる】紳助さん引退会見も取り仕切った吉本元名物広報マン・竹中功氏、受刑者に伝える究極コミュ術で再犯率ゼロへ (1/3ページ)

 明石家さんま、ダウンタウンらの芸人を輩出する吉本興業の元名物広報マン。先日、『よしもとで学んだ「お笑い」を刑務所で話す』(にんげん出版)という本を出した。

 「以前、秋田刑務所の矯正展に『心配ないさー』が持ちネタの大西ライオンを連れてったら、塀の中は心配だらけなのに、なぜかウケて、(秋田刑務所から)『慰問もして』という話に。それがすべてのきっかけですわ」

 その慰問の持ち時間は90分だった。しかし、若手コンビ『ちぇす』が「笑いのツボが見つかりません」と10分で戻ってきた。残り時間で、約500人の受刑者の前で自ら「お笑いを目指す若者たちの夢」を語るハメに。

 「それでも時間が余って、困ったなと思うたんですけど、刑務所内で小競り合いが多いという話を聞き、『漢(おとこ)にホレられる漢にならなあかん』という話に切り替えたんですわ」

 話の効き目は大きく、刑務官の1人が「おかげでケンカもなくなった。いま山形刑務所に転勤したんですが、そこでも話してほしい」と頼んできた。

 山形刑務所では、満期出所者向けの社会復帰プログラムを担当。内容は、会話の基礎の「コミュニケーション力」や10歳の自分にインタビューする「自分史」、頭を柔軟にする「なぞなぞ」、以前とは世間の見る目が変わったセクハラなど「ハラスメントの対処法」の4コマ各50分。要は「コミュニケーション上手になれ」ということを教えた。

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