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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】「スポ根神話」が存在する限り悲劇は繰り返す! 伊調馨選手へのパワハラ騒動 (1/2ページ)

 日本レスリング協会の栄和人強化本部長(57)が、教え子である五輪4連覇の伊調馨選手(33)に対して、指導の枠を逸脱した異様とも思えるパワーハラスメントを繰り返したと、匿名の関係者が1月に内閣府に告発した。すぐに協会は全否定する見解を公表して応酬し、ワイドショーなどもこの騒動を大きく報道する騒ぎになった。当然のようにネットも大炎上。

 今の時点では偏ったアングルで憶測を言うべきではないが、またもや「スポ根神話」のアレかと、気持ちの悪いモノを感じざるを得なかった。また実際に本部長の昭和的指導スタイルを疑問視する別の証言も噴出しているので、協会側が主張する“何も”なかったというのは通用しないだろう。何らかの火種はあったはずだ。

 しかし同時に、日本はどこかで「スポ根神話」が大好きだ。多くの犠牲を払い、1つの目標に向かって突き進む、額に汗している集団を見ているのが大好きなのだ。

 そういう土壌を作り出しているのは、ブラック部活とも揶揄(やゆ)される、学校とアマチュアスポーツの不適切な関係だと断言したい。

 私の公立中学校経験からみても、一部のスポーツ私立校でもないのに、公立のクラブ活動で、なにゆえに熾烈(しれつ)なまでにスポーツを頑張らなくてはならないのか。

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